「北欧風」「北欧テイスト」「北欧スタイル」などという言葉が日本で当たり前に使われるようになったのは、2000年代中盤からと言われています。そして2006年3月、表参道にマリメッコ日本1号店がオープンし、映画「かもめ食堂」の公開が続き、4月にはスウェーデンから「IKEA」が上陸と、瞬く間に「北欧ブーム」が市場を席巻しました。「フライングタイガー コペンハーゲン」「ラプアンカンクリ」「HAY」etc 日本でミッドセンチュリーが流行し始めたのが1990年代ですから、比較的自然な流れでトレンドが北欧に移行したということでしょうか。
さて、当店の看板ブランドでもあるマリメッコは世界に168店舗(2021年11月現在)ありますが、実にその23%にあたる39店舗が日本国内に存在します。お膝元のフィンランドが65店舗とダントツで多いのは当たり前としても、GNI(国民総所得)世界1位のアメリカが9店舗、2位の中国が7店舗(香港・台湾含まず)に対し、3位の日本が39店舗って、どれだけ日本人はマリメッコ好きなんでしょう!もちろんこれは日本総代理店である株式会社ルックさんの戦略と営業努力があってはじめて成り立つ結果ではありますが。
マリメッコの国別店舗数と国民総所得(GNI)ランキングを下表にまとめましたのでご覧ください。