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【コラム】ロンドン日記#3・北欧フィンランド・ヘルシンキ旅日記 前編

2019/11/12

【コラム】ロンドン日記#3・北欧フィンランド・ヘルシンキ旅日記 前編

フィンランドのヘルシンキへ家族旅行に行きました。

 
学生時代にテキスタイルを学んでいた時も、テキスタイルメーカーで働いていた時も、漠然といつかは行きたいと思っていたヘルシンキ。でも、遠いし時差もあるし時間もないし・・・と、とても身近でとても遠い存在に感じていました。ロンドンのヒースロー空港からヘルシンキのヴァンター国際空港までは約3時間、時差は2時間。なんとしてでも、ロンドンに住んでいる間に行きたい!という私の気持ちが強すぎて、渡英後の初めての海外旅行は家族を巻き込んでのヘルシンキ旅行に決まったのです。(半ば強引に・・・)
 
 
初めてのヘルシンキ。旅雑誌に載っているような、有名な観光地をまわり、食を楽しみ、ベターなお土産を買うという、なんとも普通の旅日記ですが、ヘルシンキの雰囲気を皆さんにも感じていただけたら幸いです。

 

1日目、フィンエアーに乗ってヘルシンキへ出発です。
フィンエアーで提供されるドリンクの紙コップや紙ナフキンがマリメッコのものだというのは有名ですが、それだけでもう北欧気分の私。気にせずジュースを飲む夫と娘を横目に、一人ワクワクが止まりません。3時間のフライトの後にヴァンター国際空港に到着しました。空港にはもちろん、ムーミンカフェやマリメッコ・イッタラ等一通りの北欧メーカーが揃っています。
 

初日はまずヘルシンキの中心地に出て早めの夕食から。ヘルシンキ旅行の大定番、かもめ食堂に行きました。ご存じの通り映画「かもめ食堂」のロケ地です。正確には当時のロケ地の店「カハヴィラ・スオミ」が閉店して、2016年に「かもめ食堂」として日本人オーナーがオープンした店だそうです。そしてなんとも愛らしいかもめのアイコンはフィンランド在住のファッションデザイナー・大田舞さんがデザインされたもので、お店のエプロン等に使用されているオリジナルテキスタイルは大田さんのデザインのもと、FIQが制作したのです。遠い国フィンランドでFIQが携わったテキスタイルが日々使われるということは、私たちにとってとても幸せなことです。


ヘルシンキ中心地から少し歩いて住宅街の方に進むと、かもめの看板が見えてきました。中に入ると「いらっしゃいませ」という日本人の店員さんの挨拶にほっとします。店内は観光客でにぎわっており、観光地としてかかせない店の一つになっているようです。メニューはミートボールの上にジャムが乗せられているものやサーモンのマリネ、シナモンロール等、フィンランドの家庭料理やおにぎりといった日本食まで。木のぬくもりとフィンランド料理や北欧の食器・かもめのモチーフ、なんだか懐かしく温かい雰囲気に癒されます。

 

お腹も心も満たされた後は、中心地に戻り、ヘルシンキ唯一の百貨店・ストックマンへ。キッチン・インテリアフロアにはアラビアやイッタラ等北欧食器やマリメッコのキッチンアイテム、ラプアンカンクリのファブリック等、一通りの北欧メーカーの商品がずらりと並んでいます。フィンランドの人々の室内空間への関心の高さを感じられます。


その後、街のカフェでホットコーヒーを飲み、あっという間に一日目を終えたのでした。

 

二日目の日曜日、きりっとした澄んだ冷たい空気を肌に感じながらまずは定番のヘルシンキ大聖堂へ向かいました。青い空と白い壁、緑のドームのコントラストが美しく、多くの人々が観光はもちろん、階段に座っておしゃべりを楽しんだり待ち合わせをしたりしていて、街のシンボルのような存在です。

 

ヘルシンキ大聖堂から少し歩いてマーケット広場にやってきました。ここからフェリーで約15分。ユネスコ世界文化遺産に指定されているスオメリンナの要塞に到着です。


スオメリンナは18世紀、フィンランドがスウェーデンの一部だった頃に建設が始まった、不整地で離れた島々に建設された要塞です。現在は人気の観光地であるとともに、居住地でもあります。ヨーロッパの文化的トレンドの多くが、この要塞を経由してフィンランドにもたらされてきました。現在、スオメンリンナでは毎年高水準の文化イベントが開催されています。数名の職人たちや、伝統的な帆船の保存・修復作業を通して、工芸の伝統が維持されています。(スオメンリンナ公式ウェブサイト引用 https://www.suomenlinna.fi/ja/)
 


豊かな緑と広がる海、当時のまま残された遺跡と綺麗に整備された博物館やレストラン、フィンランドの今と昔を感じることができる場所です。今の幸せなフィンランドの暮らしには、長い歴史の背景があるということ、そんなことを考えながらのんびり散策を楽しみました。

 

スオメリンナから本土に戻り、次の目的地はヘルシンキデザインミュージアムです。1873年に設立されたこのデザインミュージアムは、世界的に有名なフィンランドのデザインの調査・収集・保存・文書化を行い、75,000を超えるオブジェクト、45,000の図面、125,000の写真をコレクションとしています。ヘルシンキ中心部にある、このミュージアムの建物は元は高校だったそうです。(ヘルシンキデザインミュージアム公式ウェブサイト引用 https://www.designmuseum.fi/fi/)



北欧らしいその外観に胸を躍らせながら中に入ると、そこには北欧デザインの世界が広がっていました。小さなミュージアムの中に、フィンランドが誇る、マリメッコ・イッタラ・アラビア・アアルト等、世界的にも有名なデザインの数々が情報と共に展示されています。作品だけではなく、その作品のプロセスが細かく紹介されているのです。


北欧のシンプルで機能的なデザインは、暮らしに心地よく調和し多くの人を魅了して、長い歴史の中で受け継がれてきました。その多くの素晴らしいデザインには考え抜かれたプロセスや暮らしを豊かにしようとする想いが詰められているように感じます。
 



デザインミュージアムで北欧デザインを堪能した後は、街に出てインテリアショップを巡りました。マリメッコやアルテック、そしてカウニステやムーミンショップ等が立ち並んでいます。ヘルシンキの小さな街は、お洒落なインテリアショップで溢れかえっているのです。そして、小さな子供やお年を召したおばあ様がマリメッコのワンピースを着ていたりスーツ姿の女性がカウニステの布バッグを肩からかけていたり、日常に北欧デザインが溶け込んでいます。


街全体が北欧のデザインを愛している、そんな空気を感じました。


 


4日間のヘルシンキ旅行も折り返し地点。3日目はいよいよマリメッコ本社のアウトレットへ。それは次回のお話へ続きます。


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