といってもFIQのではなく、QUARTER REPORTのお話。
大手カーテンメーカーさんが作るカタログ(ブック)とはイメージ画像が掲載された印刷物に実際の生地を貼り付けた、インテリアコーディネーターさんなんかがクライアントと打ち合わせのときに使用するツールですが、当社のは本物の生地ではなく生地の実寸画像を印刷。これが「軽い」「見やすい」「わかりやすい」と、コーディネーターさんやショップさんにすこぶる評判が良く、重要なスペックと説明文は英語表記にしたことで、海外の代理店さんにも喜んでいただきました。少なくない時間とお金をかけてつくった甲斐があったと安堵しております。
制作にご協力いただいたカメラマンの金村さん(Crew)、菅野さん(Spoke)。スタイリストの西さん。ディレクターの恩田さんやデザイナーの長嶺さん(JoyStream)には、心より感謝申し上げます。
内容をご覧になりたい方は
http://www.quarter.co.jp/online-catalog/ からダウンロードしていただくか、こちらからご注文ください。送料無料の税込300円也。
※当商品は販売終了いたしました
QUARTER REPORTのカーテンは、一部を除き遮光でも防炎でも、ウオッシャブルでもありません。天然素材のぬくもりや質感を大事にしているブランドですので、ほとんどが綿や麻の商品です。伸びもすれば縮みもする、自然の繊維を使っています。木のテーブルの傷や汚れが、デニムのヒゲや色落ちが「味」として愛着をもって使われるように、我々のクッションやカーテンも長きに渡ってご愛用いただければ嬉しいです。
さて、デザインジャーナリストの土田貴宏さん https://casabrutus.com/serial/tokyo-design が、2
017年のカーサブルータスに次のようなコメントを寄稿されていました。とても共感できたのでご紹介します。
「遮光、遮音、遮温、防犯上の効果といった長所を、ここで訴えたいわけではない。そもそもカーテンは美しいもので、住空間に取り入れないのはもったいないのでは?ということだ。それはテキスタイルの視覚的な魅力を最も引き出すアイテムで、窓や光との関係により様々な表情を見せる。時には空間の主役になれるポテンシャルがある。」