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【コラム】換気しつつ暖かい、「こたつ」で省エネのご提案

2021/11/01

【コラム】換気しつつ暖かい、「こたつ」で省エネのご提案

11月に入り、東京もそろそろ暖房器具が必要な季節になってまいりました。コロナ禍で換気をしつつ暖を取るには、どの暖房器具を使うのが効率的なのでしょうか? 暖房器具の種類ごとに、気になる電気代について調べてみました。

 


■1時間あたりの電気代比較(当社調べ)
 
暖房器具 電気代/h
エアコン(8~10畳用) 25円
床暖房(8~10畳用) 20円
ホットカーペット(2畳用) 10円
こたつ(4人用) 5円
セラミックヒーター(800W程度) 20円
ハロゲンヒーター(800W程度) 20円
オイルヒーター(800W程度) 20円
※ヒーターは中温にした場合
※料金は全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価(27円/kWh)より試算

 


表の中で一番電気代が抑えられる暖房器具は、昔ながらの「こたつ」。一番電気代がかかるエアコンと比較すると、電気代は1/5程度です。エアコンなど室内全体をあたためる暖房器具の電気代は、ほぼ横並び。コロナ対策としてマメに換気を行うとなると、全体的にさらに電気代が上がることは間違いないでしょう。
 
電気代を抑えつつ寒さ対策をするには、「こたつ」やホットカーペットなど手足をピンポイントで暖められるもののほか、ショールなどの羽織るもの、着るものとの併用を考える必要がありそうです。



■昔から使われてきた「こたつ」のメリット・デメリット
 
次に、一番電気代が抑えられる「こたつ」を使用した場合のメリット、デメリットについて考えてみたいと思います。
 

□メリット
・部屋が乾燥しにくい
・頭寒足熱
・空気が汚れない
・省エネ、光熱費を節約できる
・火事の危険性が少ない
・手軽(スイッチ一つですぐあたたまる)
・複数人でも同時に暖まれる
・1年中テーブルとしても使える
・寿命が長い
 
□デメリット
・部屋全体を暖められない
・スペースをとる、部屋が狭くなる
・オフシーズンに片付けるのが面倒
・眠たくなる
・古臭い。インテリアに合わない
 


メリットとして挙げられるのは、「暖房器具の中では一番経済的」なところ。11月頃から春先まで使うことを考えると、お財布に優しいのは嬉しいポイントです。他に、寿命が長くスイッチ一つで暖かくなる手軽さも、「こたつ」が長く使われ続けてきた理由の一つかもしれません。
※こたつの寿命は約10年(使用状況やヒーターの種類により異なる)。
 
一方、デメリットとして挙がっている「部屋全体を暖められない」は、一見マイナス要因に感じますが、手足をピンポイントで暖めるものだからこそ、「部屋が乾燥しにくい」「空気が汚れない」というメリットにも繋がっているように思います。風邪やウイルス対策として「乾燥しにくい」「空気が汚れない」ことは、コロナ禍においては大きなメリットになるのではないでしょうか。
 
「眠たくなる」「スペースをとる」などのデメリットもありますが、「古臭い、インテリアに合わない」という点は工夫次第で変えることが可能です。日本独自の暖房器具として長く使われてきたため、「古臭い」「洋室には合わない」というイメージに結びついているようですが、そんなことはありません。一案として「こたつ布団のカバーを変える」ことで、見た目の印象は変えられます。



画像はQUARTER REPORT社「ヴォーゲン」のテキスタイルを使用した「こたつ布団カバー」です。おおらかな手描きタッチのボーダー柄。シンプルなデザインなので、和室・洋室どちらにも馴染みます。カラーバリエーションはインテリアに取り入れやすい「アイボリー」「グレー」よりお選びいただけます。

 



こちらは「点と線模様製作所」を主宰する、岡理恵子さんデザインの「フロート」を使用した「こたつ布団カバー」。大きな紙にクレヨンで描いた模様はたくさんの丸と線で構成され、素朴で可愛らしい印象。FIQでも安定の人気を誇るデザインです。画像のプリント柄はイエロー、ピンクなど全6色。他にジャガード織のラインナップもございます。

 


昔ながらの「こたつ」も、カバーをかけるだけでお部屋のイメージがガラリと変わります。(約50種類の生地からお好みのデザインで、ご注文をいただいてからお作りします。)見た目の印象を変えるだけでなく、こたつ布団を長くお使いいただくための「汚れ防止」の役割も。カバーは汚れたらご自宅で丸洗いできるので、お手入れも簡単です。和室にも洋室にも合うFIQのこたつ布団カバーは12月末までの期間限定受注生産となりますので、お見逃しなく!

 
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