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【コラム】カーテンの選び方 遮光カーテンとレースカーテン

【コラム】カーテンの選び方 遮光カーテンとレースカーテン


意外と迷うことの多い「カーテン選び」。

第2回目は寝室の定番、「遮光カーテン」と、
光と風を取り入れながらプライバシーを守る名バイプレイヤー「レースカーテン」について。

FIQの視点から解説させていただきます。



「寝室は真っ暗にしたいからとにかく遮光カーテンで」と仰るお客様がいらっしゃいます。
確かに、せっかくのお休みに早朝から強い光で起こされたのではたまりません。

ただ、朝光を浴びないと睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が止まらず、体内時計がリセットされないそうです。

なんでもメラトニンは目覚めてから14〜16時間ぐらい経過すると体内時計からの指令が出て再び分泌され、その作用で深部体温(体の内部の温度)が低下して、眠気を感じるようになるとのこと。

武田薬品工業さんによると、このメラトニンは眠りを誘うほかに、抗酸化作用によって細胞の新陳代謝を促したり、疲れを取ってくれるために、病気の予防や老化防止にさまざまな効果を持つと考えられており、注目されているホルモンのひとつらしいですよ。

体内時計を整えて良い目覚めを得るには、「徐々に明るくなる環境で寝る」のが一番、という研究結果があるそうです。
寝室に遮光カーテンやブラインドをお使いの方は、朝はなるべく開けて、自然光を浴びるようにされてはいかがでしょうか。
 



遮光の度合いを表す時に、よく「1級」とか「2級」とか表示されてますが、これは何をどのように表しているかご存じですか?
社団法人日本インテリアファブリックス協会によると

遮光1級 人の顔の表情が識別できない 遮光率:100~99.99%
遮光2級 人の顔や表情がわかる 遮光率:99.98~99.80%
遮光3級 人の顔がわかるが、作業を行うには暗い 遮光率:99.79~99.40%
日中カーテンを締め切った状態で消灯

という意味になります。
ただ、実際は壁とカーテン、床とカーテンの隙間から光が漏れることが多いので、上記のような結果にはなりません。
あくまで完全に遮蔽された実験空間での数値と基準ですので、予めご了承ください。

遮光カーテン」は、海外ではほとんど見かけません。よって残念ながらそれほどデザインのバリエーションはありませんが、光を遮るだけでなく、紫外線やある程度熱を遮る効果が期待できる賢いカーテンですので、「適材適所」でご利用いただくのが一番だというのがFIQの見解です。

FIQではご要望に応じて遮光裏地をつけたり、自分で手軽につけたり外したり出来る遮光ライナーもご用意しております。


 



レースカーテンの存在意義 と言ったら大げさですが、「なんでレースカーテンが必要なの」と問われれば、ほとんどの方が「日中の目隠し」と答えるのでは。
はい、基本そのとおりですよね。

適度に光と風を取り入れながらプライベートを守るのがレースカーテンの役割。現在の日本の住宅事情では、よほどの高層マンションでない限り皆さんご利用のアイテムです。

 

ところで、昼間お家にいらっしゃる方はドレープカーテン(厚手のカーテン)よりもレースカーテンを見る時間のほうが長いってご存知でした?

朝7時にカーテンを開けて夕方6時に閉めたと仮定すると、約11時間がレースの出演時間。逆にドレープは夜12時に就寝するとなると約6時間と半分程度。まさに主役を食う働きです。

その割には「ドレープはこだわるけどレースは普通の白無地で」って言われる方が多いのも事実。

確かに両方にこだわってると予算も分散しちゃうし、どうしてもそのしわ寄せがレースにきちゃうようです。

余談ですが、ドレープとレースの関係は「ジャケットとシャツ」の関係に似ているのかもしれません。会社にいる時はジャケットを脱いで仕事してるけど、来客時や外出の際には暑くてもジャケットを羽織ります。
シャツ同様、清潔感があってコーディネートしやすい白が多いのも共通点。


 

最近のレースは機能に優れた賢い生地が随分と増えました。

外からより見えにくくなる「ミラー」や「遮像」。紫外線をカットする「UVカット」なんかは当たり前で、PM2.5カットや防音、花粉キャッチ、帯電防止などなど、特殊能力のオンパレードです。もはやケミカルの世界ですね。
 

~綿や麻の天然繊維ならではの質感と触感~
~日本が世界に誇る先端技術から生まれた機能性~

それぞれの特性を理解した上で、好みを基準に場所や用途・目的によって使い分けていただくのが最良。
以上、FIQの見解です。
 

FIQはもちろんデザインも妥協しません。


左)綿・麻・ポリエステルと3つの組成が絶妙に混ざった「シェリー」
中)シャープなストライプが心地よいリズムを感じさせる「トリノ」
右)綿麻素材特有のざっくり感が特徴の「ラーニョ」
 


左)ラメプリントが人気のロングセラー「リオ」
中)高級感あるれるカラー刺繍が特徴「ミナシアー」
右)点と線模様製作所の岡理恵子さんデザイン「アジサイ」
 


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