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【コラム】合皮 合成皮革 フェイクレザー とは何者?

2018/08/27

【コラム】合皮 合成皮革 フェイクレザー とは何者?


合成皮革

基布上にポリアミド・ポリウレタンなどの合成樹脂を塗り重ねて、天然皮革に似せたもの。
大辞林より


呼び名は「合皮」「フェイクレザー」と色々ありますが、要するに本革のニセモノ というと語弊があるでしょうか。家具分野では昔から飲食店や病院等の公共施設の椅子やソファーとして使われることが多い素材ですが、ファッション分野においてもバッグやポーチを中心に、本革以上に人気の素材になりました。

昔は見た目がより本革に近いものが良しとされていましたが、現在はどうでしょう。ツヤとか質感が、いい意味で合成皮革らしい生地の方が人気があるように思います。海外モノで合成皮革よりも安価な本革が出回っているにも関わらず、合皮の需要が高まっている背景には、本革が高くて買えないのではなく、その機能や表情を優先し、敢えて合成皮革を選んでいる方が増えてるということなのでしょう。「動物保護」の観点から、本革は買わない使わないという方ももちろんいらっしゃいますね。


さて、一般的に「合皮」と呼ばれる素材には、PUとPVCの2種類が存在します。
 

■ PU(ポリウレタン樹脂)レザーの特徴

PUとは、「Polyurethane (ポリウレタン)」の略。
柔らかく質感がもちっとしてて、より本革に近い素材です。弾力性や柔軟性が高く、PVCに比べると通気性がありますが、水分に弱いので濡れたまま放置すると表面がボロボロになる(加水分解のため)可能性があります。よってPUレザーのお手入れは乾拭きが基本です。
 

■ PVC(塩化ビニル樹脂)レザーの特徴

PVCとは、「Polyvinyl chloride (ポリビニルクロライド)」の略。
通気性や弾力性、柔軟性ではPUレザーに劣りますが、水や中性洗剤で汚れを拭く事ができるため、カビやダニの発生が少なく、メンテナンスが非常に簡単です。ビニールレザーとも呼ばれます。

他にも広義では合皮に含まれるクラレのクラリーノや東レのエクセーヌといった人工皮革など、化学の力で天然皮革を人工的に限りなく似せて再現した生地もどんどん生まれてきました。こうなってくると何が本物なのかなんて関係無くなってきますね。メンテナンスの簡単さを重視される方には逆に合皮・人皮の方がホンモノだし、経年変化を楽しみたい方にはやっぱり本革。要するに使い方次第、考え方次第ということでしょう。

自然・天然と、合成・人工。
 
これらは相反するものではなく、それぞれを補完しあい共存する、あわよくば相乗効果を生むような関係であってほしいものです。

 


画像は東京都クリーニング生活衛生同業組合サイトより


当店でもPVC合成皮革の特徴を生かしたスリッパが人気です。2001年デビューですから、20年近く第一線で活躍してくれていますが、このスリッパと同じ生地で「トイレマット」「キッチンマット」を発売することになりました。濡れてもササッと拭くだけで綺麗になるすぐれもの。是非お試しください。

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