「FIQのファブリックコーディネート VOL.3」。
今回は、スタッフM宅のファブリックコーディネートをご紹介します。
我が家は築35年になる団地に、私と夫・娘の3人暮らし。
3年前にこの場所に引っ越してきたとき、昔ながらの部屋のつくりに少し戸惑いました。
でも、時間をかけて自分の好きなものを置いたり好きな生地を飾って居心地のいい空間を作ってくことで、この家にも土地にも愛着が出てきたことを覚えています。
引っ越してから娘が生まれる前まではシンプルで大人っぽい空間の部屋作りを心がけていましたが、 娘との生活が始まるとリビングにはカラフルなおもちゃや絵本、ブランケット等がどんどん増えていきガラッと雰囲気が変化 。
それなら、この際リビングは明るくカラフルな生地を取り入れて楽しい空間を創ろう!と柄ものを増やしていきました。
いつか使おうと引き出しの奥に大事にしまっておいたマリメッコの生地で、授乳クッションを手作りし(今はお座りをし始めた娘のクッションになっています)
おもちゃを入れているカゴには黒とピンクのドットの生地をかけました。そして娘がお昼寝に使うフロアクッションはムーミンの柄を選びました。
小物に柄生地を沢山つかっているこの部屋のカーテンは、麻素材の無地に。明るい印象のグリーンを合わせています。部屋の中に色々な柄の生地を取り入れても、家具やソファ、カーテン等の広い面積をベーシックな色にすれば、ごちゃごちゃした印象になりません。
我が家のキッチンは今風のシステムキッチンや対面式のカウンターではなく、昔からあるお台所。料理をしながら振り向くとすぐにダイニングテーブルがあるつくりです。
そんなお台所に一番長い時間居るのは私なので、自分の好きなブルーの色でまとめようと引っ越し前から心に決めていました。大好きな青いお鍋やキッチンクロス、食器に合わせて選んだカーテンはHARLEQUINのポッド ブルーのカーテン。
レースカーテンはドレープカーテンの縦のラインに合わせてQUARTER REPORTのレース生地リオを合わせています。
玄関口にはお気に入りの生地を飾っています。
引っ越して一番最初に、殺風景な玄関口をどうにかしたくて黙々と生地を写真立てにいれたり、パネルに貼ったりしました。
小さなハギレを飾るだけで、印象も気分も変わりますよ。
他にも洗面所やお手洗いにも生地を絵のように飾って、気分によって生地を入れ替えています。
大好きな生地をカーテンやテーブルクロスに大きな面積で使ったり、何かに使った残りの小さなハギレを写真立てに入れて飾ったり、生地には本当に色々な可能性があります。家族の状況や気分、季節によって気楽に模様替えができるのも、ファブリックのいいところですね。
今は寝室のカーテンとベッドリネンを夏らしく模様替えしたいな~と、わくわくしているところです。
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●住まい/横浜市・青葉区
●家族構成/夫婦+子1人
●居住年数/3年
●好きなブランド/「marimekko」
●お買い物エリア/二子玉川・自由が丘・横浜
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