住宅街の中にある園舎の外観は一般的な保育園のイメージとは全く違い、自由学園明日館のような洗練された雰囲気。保育方針や遊具などに北欧の教育スタイルを取り入れているそうで、シンプルながらこだわりが感じられる素敵な空間でした。
廊下にクォーターリポート社の生地「チャルカ」を使用したファブリックパネルが飾ってありました。園長先生が「全てFIQさんで取り扱っている生地で」と仰っていた通り、園内の至るところにFIQ取り扱いの生地を使用したファブリックが・・・約10年経って多少経年変化しているとはいえ、日々大切に使ってくださっている様子が伝わってくるようでした。
今回は1F保育室内のWシェード3台、1F事務室と2F保育室のカフェカーテンの計3ヶ所を付け替えたいとのこと。
1F保育室内
開閉の出来る、横長の大きな腰高窓に取り付けてあるダブルシェードをリニューアルします。日々の昇降で、紐が外れてしまっている箇所も・・・。窓のサイズ・仕様・ご希望の条件等を細かく確認し、ベストな状態で取付が出来るよう採寸を行います。シェードの生地は点と線模様製作所でもお馴染み、模様作家の岡理恵子さんデザインによる「フォレスト」と「(※レース生地)」を使用することになりました。
1F事務室、2F保育室
羽目殺しの窓に付いているカフェカーテンをリニューアルしたいとのご要望。目的に合わせて生地・仕様や見た目を決めます。カフェカーテンは目隠し要素も取り入れつつ、室内から廊下が見えるようにしたいとのこと。生地は無地ではなく透け感のある柄のレース生地を取り入れ、保育園の雰囲気に合った可愛らしい雰囲気にします。生地はシェードと同じく岡理恵子さんデザインの生地「レース アジサイWH」を使用することに。ヒダが沢山入ってしまうと室外の様子が見えにくくなり生地の模様もわかりにくくなってしまうため、ドレープ感は同じような倍率で製作することに。2F保育室は窓に対して上下の隙間をあけ、室内外の様子がわかるようにします。
また、同系列の「
社会福祉法人 よしみ会 あいのもり保育園」からも同じくリニューアルのご依頼をいただき、採寸に行ってまいりました。こちらは品川区大井にあるマンション併設型の保育園。同じフロアには飲食店や病院が並ぶ、都心の保育園という印象でした。
今回は0歳児、1・2歳児のプレイルーム、ランチルームのシェードとカフェカーテンを新しく付け替えたいとのこと。こちらでもFIQで取り扱っていた生地を使用したカフェカーテンがほとんどのお部屋に取り付けてあり、長くご愛用いただいていました。年齢別に異なる色にしたいというご希望があり、0歳児はピンク系、1・2歳児はイエロー系でシェード、カフェカーテンを製作予定です。
それぞれ採寸結果をもとに最終的なお見積もりを提出し、ご納得いただいたうえで手配へと進みます。次回はいよいよ取付編。それぞれどのような仕上がりになるのでしょうか。皆様お楽しみに!
【採寸・取付(施工)のご案内 】
FIQでは窓周りのオーダーにつきまして、採寸から商品仕上がり後の取付まで承ります。(カーテン・シェード・カーテンレール等全般)
採寸・取付はそれぞれ予約制となります。詳細は
こちらをご覧ください。