少し前のお話になりますが、FIQ自由が丘に採寸・取付のご依頼があり行ってまいりました。その様子をまとめましたのでご覧ください。
施工日:2024年3月
施工場所: 神奈川県川崎市
新居のリビングダイニングにある横並びの腰高窓へ、シングルシェードを2台納品いたしました。
お選びいただいた生地は、英国王室御用達のファブリックメーカーSANDERSON(サンダーソン)の「Hemsby 236667 グレージュ」。
航行中のヨットのロープとその結び目を刺繍で表現したファブリックは、立体感のあるひし形の幾何学柄がモダンで上品な印象です。
今回はお客様のご希望で、すっきりとしたシングルシェードへお仕立てすることに(レースカーテンは別で付いています)。裏地は縫いつけておらず、昼間は陽射しが布を透過し、やわらかな光がお部屋に差し込みます。
先述の通り、同じサイズの腰高窓が2つ並んでいるため、柄の頭合わせを行いました。製品に仕立てる際、生地の模様の始まりを合わせることを「柄合わせ」「頭合わせ」などと言います。細かな点ですが、ここが揃うと見た目の美観もより増します。
今回お仕立てしたシェードは、裾のウエイトバーが窓枠へ当たらないようにしたいというお客様のご要望や、シェードを全て上げた際に布のたたみ代が窓枠に干渉しないようにすることで窓がより大きく見えること、隙間から漏れる陽射しを低減させることも考慮し、
実際の窓よりも幅・丈共に少々大きくお仕立てし、納品いたしました。
採寸時は窓周辺やお部屋の様子、普段どのように生活されているかなどお客様へ確認やヒアリングを行いながら、最終的にどのような仕上がりにするかを決定します。今回の場合、
窓枠に対して丈は15cm・幅は左右2cmずつ大きくすることで話がまとまりました。窓まわり製品は日々目にし、長期にわたって使用することの多いインテリアのため、大事な工程の一つです。
フラットな布面が一定の横ヒダを作りながら美しく畳まれ、窓辺をスマートに演出するシェードカーテン。お客様のシンプルでスッキリとしたお部屋にとってもお似合いでした。新生活と共に長くご愛用いただけることを願っております。ご依頼いただきありがとうございました!
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