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【特集】ファブリックパネルとタペストリー「壁を飾る」アイテムの比較

2016/02/02

【特集】ファブリックパネルとタペストリー「壁を飾る」アイテムの比較



ファブリックパネル」と「タペストリー」に共通していること。
基本どちらも実用的な機能がないこと。

何かを隠すとか、何かを守るとか、何かを遮るとか、そういった実用性はほとんど期待できません。
絵画や掛軸・ポスター同様、単に「飾る」という装飾のみ。潔し。

生地を貼ったパネルが国内で認知されるようになって、どれくらい経つでしょうか。
私の記憶では渋谷にあったINOUTという北欧生地の専門店にいらっしゃったUさんが、北欧旅行中にファブリックパネルを見て「こんな生地の見せ方、飾り方があるんだ」と、帰国してから製作・販売するようになったのが2000年頃?
ちなみにお店は2007年の12月に閉店されましたが、色々交流させていただいた素晴らしいお店でした。

生地を飾るこのアイテムは、そのスマートさや北欧ブームもあって雑誌やドラマ、CMなんかに頻繁に使われるようになり、急激に浸透した感があります。
今ではすっかり定着して、ネットで「ファブリックパネル」「ファブリックボード」と検索すると、数百万件もヒットするようになりましたし、画材のキャンバスを使った自作パネルのワークショップなんかもいたるところで開催されています。
 


もちろん当店でも、生地とサイズが選べるタイプのファブリックパネルをご用意しています。

ホルムアルデヒド等級の最上位規格、F☆☆☆☆(フォースター)対応品。
 


気軽に生地を替えたい方には「ハンカチフレーム」という、50センチ角のハンカチがピッタリ入る生地専門の額もご用意しています。

小さいものをお探しの方には、市販のフォトフレームを使うのもおしゃれですね。生地の好きな部分をトリミングして棚の上に飾るだけで、素敵な空間ができあがります。


でも、FIQのおすすめは、敢えて「生地もサイズも選べて取り換えできる」オーダータペストリー

タペストリーって昔ながらの商品ですが、生地を飾るにはこのタペストリータイプが最も便利でお買い得なんです。

壁一面に、まさに壁紙のごとく飾られたタペストリーなんて生地好きにはたまりません。
お気に入りの生地があって、カーテンにはできないけど、柄を活かしてどこかに飾りたい時なんかにはピッタリのアイテムですよ。


大辞泉によると、タペストリーの本来の意味は「麻・ウール・絹などを用いて、絵や模様を織り出したつづれ織り。また、それを用いた壁かけ」とあります。

現在のようにプリント生地の壁掛けもタペストリーと呼ぶようになったのは最近のことのようですね。


国や時代によってそのカタチは変わっても、「生地を飾る」という文化風習は生き続けています。
これからどんな方法で、どんな生地が飾られることになるのでしょうか。

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