【新商品】刺繍生地で彩る窓辺

FIQで取り扱いを行っている刺繍生地のラインナップが増えました。植物がモチーフのドレープ生地、シンプルながらポイントとなるドット柄レースの全4種類をご紹介いたします。

■チェスナットツリー 1190

チェスナットツリーはまたの名をマロニエ（日本名でセイヨウトチノキ）と言い、画家ゴッホは「花咲くマロニエの枝」という作品を描き、「アンネの日記」の作者であるアンネ・フランクが自由な外世界の象徴として眺めていた木としても知られています。ヨーロッパ諸国では街路樹として一般的で、日常生活で目にすることの多い身近な存在の木のようです。

「チェスナットツリー 1190」はトレイル状に刺繍されたモチーフのアウトラインにコード刺繍を加え、模様を立体的に表現。手の込んだ工程にはクラフトマンシップが感じられ、デザインの豊かさをより引き立てます。グレージュ系の濃淡であえて色味を抑え、コンテンポラリーでスタイリッシュな趣に仕上がりました。白っぽい空間であれば清楚に調和し、コンクリート打ちっぱなしのようなモダンな空間であればソフトにエレガントさを演出します。シックで落ち着いたウォールナットの家具や丁寧に使い込まれたアンティーク、ヴィンテージアイテムとも相性が良いでしょう。

FIQ自由が丘では、「チェスナットツリー 1190」の生地を使用したカーテンとシェードのサンプルを店内で展示しています（見当たらない場合はスタッフまでお声がけください）。

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■メドウ 8433 ナチュラル、17189 アイボリー

“「Meadow（メドウ）」とは、幻想的でほとんど魔法のような空間だ。夏の午後、風にそよぐ草や、野草の間を飛び交う蝶を連想させる。通常、「Meadow（メドウ）」の草地には自生の植物を植えるため、野生生物を引き寄せ、ハチドリやミツバチ・蝶といった花粉を運ぶ生き物たちを養い、四季折々の景色を楽しむことができる”
この一文は、アメリカで刊行されているホーム＆ライフスタイルマガジン「Veranda」のWebサイトに掲載している記事「Meadow Gardens Are Surging in Popularity Right Now—Here's How to Grow One」の冒頭を翻訳したもの。

「メドウ」の意味は直訳すると「牧草地・草原」のこと。様々な草花が咲きナチュラルで美しい草原や野原のようなお庭を「メドウ・ガーデン」と称し、「Veranda」では“近年人気の出てきたガーデンスタイル”として、その成り立ちやどのようにしてメドウをお庭に取り入れるかを紹介しています。

FIQでご紹介する「メドウ 8433 ナチュラル」「メドウ 17189 アイボリー」も、「Veranda」で述べられているような雰囲気と牧歌的な空気が漂う刺繍生地。少し毛羽のあるソフトな手触りのコットンｘポリエステル地に、草原の草花を一面に刺繍しました。刺繍糸には程よく光沢感があり、上品で繊細且つ素朴な味わいのあるデザインです。

メドウ 8433 ナチュラル

メドウ 17189 アイボリー

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■ヴェルヴェーヌ 201 アイボリー、337 テラコッタ

次にご紹介するのは、ハーブの一種であるバーベナをモチーフとした刺繍生地「ヴェルヴェーヌ（フランス語読みではバーベナをこう称します）」。

落ち感の良いリネン×レーヨンの生地に、大きくゆとりのある感覚で植物がシンプルに刺繍されています。1モチーフは27cm程と大きめで、縦長や大きな面積の窓辺に合わせるとモチーフがより活きるでしょう。

フレッシュなグリーンとお花の優しいピンクカラーの組合せが爽やかな印象の「ヴェルヴェーヌ 201 アイボリー」と、素焼きの植木鉢を思わせる「ヴェルヴェーヌ 337 テラコッタ」の２色展開。どちらもフレンチシックな装いで、窓周りを可憐に彩ります。

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■エイミー 1WH

最後にご紹介するのは、コットンライクな優しい手触り感のシアー生地に凹凸のあるドットを刺繍したレース「エイミー 1WH」。ハーフステップ模様に並んだ白いドット柄は雪玉のよう。キッズルームに使えばポップでかわいらしく、落ち着いた色合いのドレープカーテンとコーディネートすれば、リビングや寝室でもシックな印象を与えます。生地幅が289㎝と大きく、カーテンやシェードの場合はサイズによって生じてしまう生地の継ぎ目が出ることがありません。

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刺繍生地はその立体感と繊細な雰囲気から、可憐でエレガントな雰囲気を演出します。今回ご紹介した生地はいずれも落ち着きある配色や図案で、お客様の生活と共に長くご愛用いただけるでしょう。オーダーカーテン（オーダーレースカーテン）、ローマンシェード（ダブルシェード）といった窓周りのインテリアとしていかがでしょうか。皆様からのご依頼をお待ちしています。

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2024/09/13